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第 Ⅲ 語基
第 Ⅲ 語基
基本形から 다 を除いた形に、아 または 어 がつく
 第 Ⅲ 語基は、基本形から 다 を除いた形に、아 または 어 がつきます。
아 / 어 のつけ分けは、語幹の最後の母音が ㅏ か ㅗ なら 아、それ以外なら 어 となります。
母音語幹用言・ㄹ語幹用言・子音語幹用言のすべてに共通です。
母音語幹用言の場合は、아 または 어 がつくことで何らかの圧縮があります。
ㄹ語幹用言の ㄹ は第 Ⅲ 語基では脱落しません。

正格活用
基 本 形 母音語幹 ㄹ語幹 子音語幹
行く
가다
飲む
마시다
甘い
달다
押す
밀다
受け取る
받다
黒い
검다
語  幹 마시
第 Ⅰ 語基| Ⅰ ' 마시 달|다 밀|미
第 Ⅱ 語基| Ⅱ ' 마시 달|다 밀|미 받으 검으
第 Ⅲ 語基 마셔 달아 밀어 받아 검어
※表が隠れている場合はスワイプしてください。

例)
 Ⅲ -요.(~です。~ます。|軽く丁寧な叙述)
요. 行きます。
마셔요. 飲みます。
달아요. 甘いです。
밀어요. 押します。
받아요. 受け取ります。
검어요. 黒いです。

母音語幹の語幹末に 아 / 어 がついて圧縮されるパターンは以下の通りです。

語幹末
母 音
基本形 語幹 아/어 第 Ⅲ 語基 備考
사다 買う ㅏ と ㅏ の重複のため圧縮されます。
하다 する -- 하다用言参照。
오다 来る ㅗ と ㅏ が合わさって ㅘ となります。
보다 見る 봐 / 보아 単純に 아 がついて使われる語もあります。
서다 立つ ㅓ と ㅓ の重複のため圧縮されます。
이러다 こうする 이러 -- 이래 어変格参照。
배우다 学ぶ 배우 배워 ㅜ と ㅓ が合わさって ㅝ となります。
주다 やる、くれる 줘 / 주어 単純に 어 がついて使われる語もあります。
푸다 汲む -- 우変格参照。
치다 打つ ㅣ と ㅓ の音が圧縮されて ㅕ となります。
피다 咲く 피어 ㅣ と ㅓ の音が圧縮されない語もあります。
켜다 点ける 어 は通常は省略されますが、
つけて使うこともあります。
지내다 過ごす 지내 지내 / 지내어 어 は通常は省略されますが、
つけて使うこともあります。
베다 刈る 베 / 베어 어 は通常は省略されますが、
つけて使うこともあります。
되다 成る 돼 / 되어 ㅚ と ㅓ が合わさって ㅙ となります。
単純に 어 がついて使われることもあります。
뛰다 跳ねる 뛰어 単純に 어 がついて使われます。
쓰다 書く 으変格参照。
※表が隠れている場合はスワイプしてください。


指定詞( -이다 / 아니다 )の第 Ⅲ 語基は次のようになります。

語幹末
母 音
基本形 語幹 아/어 第 Ⅲ 語基 備考
-이다 이어 通常は 이어 です。単純に 어 がつきます。
音と表記の圧縮はありません。
過去 Ⅲ -ㅆ- がつく場合、
-이다 の前が終声のない体言なら여となります。
이에 終止形 Ⅲ -요 がつく場合、
-이다 の前が終声のある体言なら이에、
終声のない体言なら예となります。
아니다 아니 아니어 通常は 아니어 です。単純に 어 がつきます。
音と表記の圧縮はありません。
아니에 終止形 Ⅲ -요 がつく場合は 아니에 になります。
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ex.
       友人であるので        친구이어서(-이어) Ⅲ -서 〜ので
       誕生日だった。        생일이었다.(-이어) Ⅲ -ㅆ- 過去

       友人だった。        친구였다.(-여) Ⅲ -ㅆ- 過去

       誕生日です。        생일이에요.(-이에) Ⅲ -요 親しさのこもった「です、ます」
       友人です。        친구예요. (-예) Ⅲ -요 親しさのこもった「です、ます」

       友人ではないので        친구가 아니어서(아니어) Ⅲ -서 〜ので
       友人ではなかった。        친구가 아니었다.(아니어) Ⅲ -ㅆ- 過去

       友人ではありません。        친구가 아니에요.(아니에) Ⅲ -요 親しさのこもった「です、ます」
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