Ⅰ -는다
意味
子音語幹の動詞の第 Ⅰ 語基につく下称形叙述の終止形語尾
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「〜です。〜ます。〜ています」のような丁寧な語法を 上称形 と呼ぶのに対して、丁寧ではない語法を 下称形 と呼びます。
下称形は、引用や伝聞などの 間接話法 にも使われる重要な語法です。
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子音語幹の動詞につく丁寧語ではないぞんざいな叙述の終止形の語尾です。「〜する」のような言い切りの形です。
母音語幹・ㄹ 語幹の動詞にの動詞には Ⅰ '-ㄴ다がつきます。
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動詞以外の品詞(形容詞・存在詞・指定詞)で「〜い。ある、ない。〜だ」のようにぞんざいに言い切る形は Ⅰ -다 となります。 Ⅰ -다 を参照してください。
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否定 Ⅰ -지 않다 は子音語幹ですので Ⅰ -는다 がついて Ⅰ -지 않는다 となります。
動詞につく尊敬 Ⅱ '-시- には Ⅰ '-ㄴ다 がついて( Ⅱ '-시- は母音語幹)、 Ⅱ '-신다 となります。
過去と意思推量の場合は、 Ⅲ -ㅆ다・ Ⅲ -겠다 のように Ⅰ -다 がつきます。
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下称形については 待遇表現(丁寧さの4つの度合い) を併せてぜひとも参照してください。
品詞 |
基本形 |
第 Ⅰ '語基 |
Ⅰ -는다 |
動 詞 |
子 音 語 幹 |
食べる 먹다 |
먹 |
사람은 살기 위해 먹는다. 人は生きるために食う。 |
読む 읽다 |
읽 |
소설을 원서로 읽는다. 小説を原書で読む。 |
洗う 씻다 |
씻 |
비누로 손을 씻는다. 石鹸で手を洗う。 |
助ける 돕다 |
돕 |
서로 돕는다. 互いに助け合う。 |
失う 잃다 |
잃 |
길을 잃는다. 道に迷う。 |
抱く 안다 |
안 |
새 희망을 품에 안는다. 新たな希望を胸に抱く。 |
目を閉じる 감다 |
감 |
눈을 감는다. 目を閉じる。亡くなる。 |
否 定 |
要求する 요구하다 + Ⅰ -지 않다 |
요구하지 않 |
아무 것도 요구하지 않는다. 何も要求しない。 |
※表が隠れている場合はスワイプしてください。
例文
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프라이팬에 식용유를 넣어서 재료를 볶는다.
フライパンにサラダ油を入れて材料を炒める。
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나뭇잎배 위로 물이 올라와 밑으로 가라앉는다.
葉っぱの船の上に水がかかってひっくり返る。
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달면 삼키고 쓰면 뱉는다.
甘ければ飲み込み、苦ければ吐き出す。
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'명가'는 쉽게 무너지지 않는다.
「名門」は簡単には崩れ落ちない。