この物件で最後となる発話だが、最後の最後まで気を抜けない。対象を賞味する管理者の悦楽を最後までそらさない手強い物件である。
この物件では、代名詞 나 を「あたし」と訳した。話者が男性か女性か分明ではないのだが、根拠は無いながら管理者にはどうしても話者は女性に思えるのだ。もし男性なら、ここは「おれ、オレ」などとなるであろう。
またしても朝鮮語版のFUC
Kのイニシャリズムないしはアクロニムが登場している。こちらは原音の風合いを生かして「 ㅆㅂ 」と表記しており、管理者としては好感度アップである。敬意を表して「ちくしょ〜 → ちっくしょ〜っ」と訳し分けてみた。
は漢字の「凸」のように見える。おわかりだろうか? そう、これこそ人前でやらないほうがいいという中指を立てるフィンガー・サインの記号化である。紳士淑女貴顕におかれては要らぬ中指など人前でみだりにお立てにならぬがよろしかろう。
物件を賞味した管理者は、AB両氏のハッピー・クリスマスを願うばかりである。
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いかがでしたか? こういう手書き物件には教科書を初めとする印刷物からは感じ取れないパワーがあります。今回の物件は、すこぶるヘナチョコなパワーが全開でした。
これからも良い物件があり次第、ご紹介してまいります。何でしたら管理者にお送りください。捏造はダメですよ?
では、次回を乞うご期待。頓首頓首。